法明寺鬼子母神堂

Posted on | 2月 28, 2012 | 2 Comments

この記事は 4分10秒程度で読めます。

鬼子母神像

Leica CL , Canon S 50mm/f1.8 II
Kodak 400TX

東京出張の際に立ち寄った、雑司が谷にある法明寺鬼子母神堂。
初のLeica CLで撮る初のモノクロ写真です。

出番がないCanon S 50mm f1.8IIを、Leica CLで常用にしようと考えているので、検討もかねての撮影です。

鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)とよばれ、王舎城(オウシャジョウ)の夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。 しかしその性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。

お釈迦様は、その過ちから帝母を救うことを考えられ、その末の子を隠してしまいました。その時の帝母の嘆き悲しむ様は限りなく、お釈迦様は、
「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。

そこで帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。(鬼子母神ウェブサイトより)

 
ご尊像は永禄4年(1561年)に柳下若挟守の家臣、山村丹右衛門が掘り出して東陽坊という寺に納めたのに始まり、天正6年(1578年)に村の人々が堂宇を建て今日に至っています。
現在の本殿は寛文4年(1664年)前田利常公の息女、自昌院殿英心日妙大姉の寄進により建立されたそうです。由緒正しいお寺ですね。

歴史のある有名なお寺だからか、平日だというのに参拝客が絶えません。
一眼レフもった人もチラホラいるので、有名な撮影スポットなのかも?

鬼子母神堂

Leica CL , Canon S 50mm/f1.8 II
Kodak 400TX

まずは本殿でお参り。 柵の向こうの床がぽっかり開いており、大きな賽銭箱となっている。
気付かずに戸惑ってしまった(笑)

scan0020_05

Leica CL , Canon S 50mm/f1.8 II
Kodak 400TX

本殿へ登る階段から。

カラスコ+ポジに慣れると、多少違和感があるがオールドらしい描写はモノクロと良く合う。
年代を考えるとこっちが本来の使い方かな。やわらかい描写で個人的にはヒット。

scan0020_02

Leica CL , Canon S 50mm/f1.8 II
Kodak 400TX

金属製の奉納桶。残念ながら錆びた質感はモノクロでは出せなかった。
シャープすぎない描写がやさしい。

仁王像(阿形)

Leica CL , Canon S 50mm/f1.8 II
Kodak 400TX

金剛力士像(阿形)。石畳の左右に金剛力士像が拝されており、参拝客を見守る。

レンズ、フィルムどちらの効果か不明だが、とても立体感のある描写で驚いた。

仁王像(吽形)

Leica CL , Canon S 50mm/f1.8 II
Kodak 400TX

金剛力士像(吽形)。小さいけど、とても存在感がある。

開放で撮ると二線ボケグルグルボケが出やすく、背景がザワつくのが難点だ。
先の画像と同じく立体感が凄い!

駄菓子屋

Leica CL , Canon S 50mm/f1.8 II
Kodak 400TX

なんと、敷地内に駄菓子屋がある!
昔ながらの赴きある佇まいで、時が止まったかのように思える。

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出張時なので、ゆっくり撮ることが出来なかったけど、またゆっくり来たい場所ですね。

Leica CLは届いて即修理でしたが、シャッター快調でメーターも問題なく、パーフェクトな状態でした(^-^)
ミナミカメラサービスさん、いい仕事をありがとうございます!

Canon S 50mmでしっかり撮ったのは初だけど、カラーではあまりパッとしないレンズがモノクロだと印象が変わって面白いですね。 モノクロ専用でsummaron 35mm f3.5がますます欲しくなりました。

今回の写真で言えば、手すりの質感、仁王像の立体感が驚きでした。
予定通り、CL+Canon S 50mm+モノクロの組み合わせでいこうと思います。

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Comments

2 Responses to “法明寺鬼子母神堂”

  1. uehara
    2月 29th, 2012 @ 11:49 PM

    うわー。金剛力士像に驚きました。良い質感です。
    背景のグルグルボケは癖あってぼくは大好きです。
    オールドならではですね。このグルグルボケが出るレンズは繊細で立体感が出るレンズには付き物のような気がします。ライカのズマリットなんかもそうですが。キヤノンの50はどれもそれなりの癖があり、カラーバランスもやや癖がありますが、当時のレンズではまだカラー再現が重視されていなかったこともあり、モノクロ、とりわけ低感度フィルムが主流だったことからも、諧調表現に重き設計だったのかもしれませんね。
    いいものを見ました。(自分のキヤノンレンズも、神社などでよく使うので非常にわかりやすかったです)

  2. たけ
    3月 1st, 2012 @ 12:37 AM

    ueharaさんコメントありがとうござます。

    現像のみだったので、スキャンしてびっくりでしたがプリントで見たいと思いました。

    背景ボケは二重像みたいになってる所があったので、二線ボケと思いましたが、全体見ると回っていますね。 表記を修正します。

    このレンズは50mmでf1.8と半端だし、カラーも微妙だなと思っていましたが、モノクロみた途端に気に入りました。

    同じCanonの50mm f1.2も気になっていますが、出物に出会えていません。当分はこのf1.8を使いこんでみようと思います。

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